新年快楽！春秋航空日本成田～天津初便搭乗レポート

2017年1月28日、LCC・格安航空会社の春秋航空日本(Spring Japan)が成田～天津線に新規就航。晴天と中国の春節（旧正月）が重なり、華やかな雰囲気の中での出発となりました。IJ1031便の初便の搭乗レポートをお届けします！

春秋航空日本の新路線！成田～天津・ハルビン線に新規就航

LCC・格安航空会社の春秋航空日本・Spring Japan(スプリングジャパン)が2つの新路線に新規就航します。きょう2017年1月28日から成田～天津線に月・水・土の週3往復、あす2017年1月29日から成田～ハルビン線に火・木・金・日の週4往復運航します。

春秋航空日本 新路線の運航ダイヤ

成田～天津
IJ1031便
12:20成田発 15:25天津着(運航：月・水・土)
IJ1032便
16:35天津発 20:50成田着(運航：月・水・土)

成田～ハルビン
IJ1051便
10:40成田発 12:50ハルビン着(運航：火・木・金・日)
10:10成田発 12:20ハルビン着(2/3 のみ)

IJ1052便
13:50ハルビン発 17:55成田着(運航：火・木・日)
13:55ハルビン発 18:00成田着(運航：金)
13:20ハルビン発 17:25成田着(2/3 のみ)

※成田～天津・ハルビン線は機材繰りの関係で2/13～2/17と3/6～3/10の期間は運休。

春秋航空日本の成田～天津・ハルビン線の運賃は？

コストパフォーマンスの良さが魅力の春秋航空日本・Spring Japan(スプリングジャパン)。

気になる新路線の運賃ですが、預け荷物・座席指定を含まない「ラッキースプリング」が片道5000円～。預け荷物がなければ往復1万円台、預け荷物を付けても往復2万円台と、従来より安く天津・ハルビンに行けるようになります。

新規就航地のうち天津は中国の首都・北京にも近く、北京に安く行く代替手段として日本人にも使い勝手の良い路線として注目されています。

春秋航空日本 成田～天津 IJ1031便初便搭乗レポート

いがモバは今回、成田発天津行きIJ1031便の初便の搭乗取材をさせていただく事に。

2017年1月28日(土)午前10時、成田空港第3ターミナルの春秋航空日本・Spring Japan(スプリングジャパン)のチェックインカウンターには新しく「天津」行きの表示が掲げられていました。

チェックインを終え奥に進むと、春秋航空日本のオフィシャルショップ「SPRING SHOP 春」も春節仕様になっていました。

クマの後ろに飾られている屏風は重慶で購入したものだそうで、かなり本格的です。この展示はお店に行けば見られるので、立ち寄った際はぜひ見てみてくださいね！

そして、正午前。成田発天津行きIJ1031便の搭乗が始まりました。

ゲートの入り口は今回もSpring Japanカラーのバルーンの飾り付けがありました。華やかです！

春秋航空日本の天津行き初便の記念品は？

搭乗ゲートでは客室乗務員が初便の記念品を配りました。

天津行きの初便の記念品は「成田⇔天津・ハルビン 2017就航記念」と刻印が押された枡と、春秋航空日本のオリジナルペン2本でした。ボールペンには「成田ー天津 就航記念」と書かれていて、どちらも良い記念になりそうです。

残念！天津行きの初便は4号機ではなかった

成田発天津行きIJ1031便の初便の機体を見てみると、この日は1号機(JA01GR・B737-800型機)でした。

春秋航空日本・Spring Japan(スプリングジャパン)は今月、ボーイング737-800型機の「4号機」(JA04GR)を受領したばかりですが、残念ながらこの日は国内線で運用されていたようです。てっきり4号機に乗れるかなと思っていたので、ちょっと残念でした。。。

春秋航空日本IJ1031便 成田発天津行き 初便搭乗写真レポート

ここからは写真を中心にIJ1031便成田発天津行きの初便の様子を紹介していきます。

それではどうぞ！

ボーイング・スカイ・インテリア仕様のLED照明の天井は宇宙感があり、今日も素敵です。

こちらが追加料金なしで座れるスタンダードシート。

身長175センチのいがモバが座った際の足元の空間は握りこぶし1つ分。

前の座席の下に足を延ばせるので、個人的には全く問題ありません。

接客姿勢に現れる「春秋日本・Spring Japan」らしさ

そして乗客に接する客室乗務員の姿に、さっそく「春秋日本・Spring Japan」らしさが出ていました。

きちんと膝を折って乗客と同じ目線で接する男性CA。素晴らしいですね。

LCCは乗客が重い荷物を自分で上げなくてはいけない。。というのも春秋航空日本では無縁。きちんと手伝ってくれます。

女性やお年寄りの方は手伝ってもらえると嬉しいですよね。

「日本」を感じるデモンストレーション

出発前には客室乗務員自らが機内の安全設備についてデモンストレーション。

いつ見ても美しい所作。そこに「日本」を感じる瞬間です。

デモンストレーションの最後には深々と丁寧にお辞儀。しかもみんなが揃っています。

いがモバは沢山のLCCに搭乗しますが、春秋航空日本のデモンストレーションがいつも一番「美しい」と感じています。

そして午後0時39分、IJ1031便成田発天津行きの初便が成田空港を離陸しました。いざ天津へ！

きょう2017年1月28日は中国の春節(旧正月）。

その新年のめでたい日と初便を祝福するかのような、雲一つない素晴らしい青空でした。

離陸から約10分で機体が安定飛行になり、シートベルトサインが消灯します。

ここから機内サービスのスタートです。

シートベルトサインが消灯して、まず最初に中国の入国書類が配布されます。

到着後に書くと時間がもったいないので先に記入しちゃいましょう。

進行方向左手の窓からは美しい富士山の姿も。

これには中国人の乗客も大喜びで記念撮影をしていました。

笑顔の機内販売にプロ意識を感じる

そして離陸から約30分後。機内販売がスタートします。

接客中は常に笑顔でサービスするのが「春秋日本・Spring Japan」らしさ。プロ意識を感じます。

この日乗務していた5名の客室乗務員はみな中国語が上手で、中国人の乗客ともスムーズにコミュニケーションをとっていました。

この日の機内販売はカップラーメン(3種類・各400円)が人気でした。

本日デビュー！春秋日本の国際線限定機内食の新メニュー

成田～天津・ハルビン線の就航に合わせて国際線限定の機内食もリニューアル。

こちらは「鶏肉とキクラゲの中華炒め」。ボリュームもたっぷりで食べごたえがあります！

いがモバのおすすめはこちらの「具材たっぷり！すき焼き弁当」。

想像以上に牛肉がたっぷり入っていて、これで800円は大満足！予約をしなくても当日在庫があれば注文できるので、ぜひ試してみてくださいね！(※2017年1月時点では天津発のみ機内食の販売なし)

そして離陸から2時間後には機内免税品の販売がスタート。

しばらく機内販売の品ぞろえを見ていなかったのですが、こちらも新しく日本のコスメ商品などが充実していました。

春秋航空日本・Spring Japanの機内では最初に日本語でアナウンスが行われますが、必ず中国語が堪能な客室乗務員が乗務しているので、中国人観光客にとっては心強いでしょう。

離陸から約3時間半後、IJ1031便は中国・天津上空へ。

前回天津に来た時にも感じましたが、3時間台で来れるのはやっぱり近いですね！

そして現地時間午後3時20分(日本時間午後4時20分)、IJ1031便が天津の天津浜海国際空港に着陸しました。

天津は個人的に大好きな街なので、春秋日本で行けるようになるのは本当に感慨深いです。

駐機スポットに「春秋グループ」のメリットを感じる

IJ1031便は空港ターミナルの真ん中の駐機スポットへ。

実はここは目の前が入国審査場で、その場所の良さに流石「春秋グループ」だなと思った瞬間でした。

IJ1031便のクルーの皆様 心温まるフライトをありがとうございました！

飛行機を降りる前に少しだけお時間をいただき、最後にIJ1031便に乗務されたCAの皆さんで記念撮影。この素敵な笑顔の通り、機内でも常に真摯で心温まる接客で素晴らしいフライトを提供してくださいました。

IJ1031便初便のクルーの皆様、本当にありがとうございました！また機内でお会いできるのを楽しみにしていますね！

4号機もデビューし、天津・ハルビンなど路線網が広がっているLCC春秋航空日本・Spring Japan(スプリングジャパン)。質の高い接客で、LCCとは思えないほど満足度の高いフライトを提供してくれます。ぜひ皆さんも一度乗ってみてくださいね！