2017年12月21日(木)、LCCジェットスター・ジャパンが成田~宮崎線に新規就航しました。ジェットスター・ジャパンの国内12都市目となる路線で、成田から宮崎の定期便はこれが初となります。初便のイベントの様子をお届けします!
ジェットスター・ジャパンの成田~宮崎線が誕生!
2017年12月21日(木)、成田空港の第3ターミナルの搭乗ゲートに表示された「宮崎」の文字。この日、ジェットスター・ジャパンの成田~宮崎線が就航しました。
ジェットスター・ジャパンの国内線17路線目となり、ジェットスター・ジャパンの成田空港発着の国内線はこれで10路線目となります。
搭乗ゲートでは地上係員による就航を記念する特別アナウンスに続き、ジェットスター・ジャパンの取締役チーフエグゼクティブアドバイザーのニック・ローラック氏も英語でアナウンスを行いました。
搭乗ゲートではニック氏らが直接乗客に初便の記念品を手渡ししていました。
その気になる中身はこちら。
こちらがジェットスター・ジャパン成田発宮崎行きGK633便の初便の乗客に配布された記念品です。詳細は以下のとおりです。
- GK633便初便 搭乗証明書
- スマホレンズセット
- ジェットスター・ジャパン オリジナルノート
- なごみの米屋「ぴーなっつ最中」2個 「ひとくち羊羹」1個
中でも印象的なのが、ジェットスター・ジャパンの機内食(どら焼き)も提供している千葉県・成田市の「なごみの米屋」の和菓子。特産品のピーナッツを使った最中など、千葉・成田らしさを込めた記念品が進呈されました。
ジェットスター・ジャパン 藤岡氏「今後状況をみながら増便も検討」
見送りイベントの前に行われた記者向けのあいさつで、ジェットスター・ジャパンの取締役常務執行役員 藤岡秀多(ふじおか・ひでかず)氏は初のLCC定期便となる成田~宮崎線について「双方向で需要がある路線」と期待を示しています。
また、この成田~宮崎線では幹線以外で初となる「貨物」の取り扱いも行い、宮崎県産のきゅうり・ピーマン・サツマイモなどの青果物、切り花などを首都圏に届ける取り組みも開始します。
ジェットスター・ジャパン 成田~宮崎線 運航スケジュール(~2018年3月24日)
GK633便
成田11:30発 宮崎13:40着
GK634便
宮崎※14:20発 成田※16:00着
※木曜日は5分早発早着
就航当初は1日1往復での運航となり、宮崎から成田への折り返しの便の到着が16時となっている点については「(青果物などの配送に)大きな問題は無い」と藤岡氏が答えています。また、藤岡氏は「今後、搭乗率・需要・貨物の状況をみながら増便も検討したい」と述べています。
ジェットスターのスタッフが初便をお見送り
ジェットスター・ジャパンの成田発宮崎行きの初便(エアバスA320・JA07JJ)には大勢のジェットスター・ジャパンのスタッフが駆け付け、ニック氏らと共にその出発を見送りました。
宮崎行きGK633便の初便は搭乗者数165名・幼児6名とほぼ満席で午前11時42分にプッシュバック。
宮崎行きの初便の出発を記念し、成田空港ではウォーターキャノンと、ジェットスターのスタッフ7名によるジェットスターの「星」を再現した“ジェットスター・ジャンプ”で祝福のお見送りを行いました。
その後、GK633便の初便は12時ちょうどに成田空港を離陸し、宮崎空港(愛称:宮崎ブーゲンビリア空港)に午後1時41分に到着しました。
晴天の中スタートしたジェットスター・ジャパンの成田~宮崎線。豊富な観光資源に恵まれ冬場でも温暖な宮崎はこれからの冬休みシーズンでも注目の目的地となりそうです。また、宮崎から首都圏への初のLCC直行便となり、両地域のさらなる交流が期待できるでしょう。ますます充実するジェットスター・ジャパンの九州路線にこれからも注目です。
(五十嵐 貴文)
関連URL:ジェットスターグループ公式HP