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新路線は?バニラエア五島社長インタビュー全文公開

セブ就航記念式典の後で囲み取材に応じるバニラエア代表取締役社長の五島勝也(ごとう・かつや)氏

きのう2016年12月25日、バニラエア初の海外ビーチリゾート路線の成田~セブ線が就航。式典後にバニラエアの五島代表取締役社長が取材陣の質問に答えました。新路線は?バリューアライアンスは?2017年のヒントが詰まったインタビューの全文を紹介します!


バニラエア念願の海外ビーチリゾート!成田~セブ線就航

成田発セブ行きJW603便の初便を祝うウォーターキャノン(撮影:バニラエア)

成田発セブ行きJW603便の初便を祝うウォーターキャノン(撮影:バニラエア)

きのう12月25日、LCC「バニラエア」が成田~セブ線に新規就航。セブ行きの初便は成田空港で放水車によるウォーターキャノンの祝福が行われました。気象条件に恵まれ、虹のアーチがかかる貴重な光景も見る事ができました。

バニラエア初の海外ビーチ路線!セブ初便レポート

2016.12.25

今回就航するセブ線はバニラエアにとって初の海外ビーチリゾートの直行便。会社設立時から「リゾート・レジャー」を就航地に掲げていたバニラエアにとってはまさに念願の本命路線となります。


2017年のヒントがいっぱい!バニラエア五島社長インタビュー全文

囲み取材に応じるバニラエア代表取締役社長の五島勝也(ごとう・かつや)氏

囲み取材に応じるバニラエア代表取締役社長の五島勝也(ごとう・かつや)氏

セブ線就航記念式典が行われた後、バニラエア代表取締役社長の五島勝也(ごとう・かつや)氏が航空メディアの囲み取材に応じてくれました。

2017年のバニラエアの展望を知るうえでとても興味深い答えが沢山あったので、今回はその全てのやり取りを紹介したいと思います。インタビューの全文が読めるのはこの「いがモバ」だけです!

バニラエア 五島社長インタビュー起こし全文

取材陣 :まずは率直な感想を

五島社長:この素晴らしい快晴の日にセブ線初便を迎えられて嬉しいです。挨拶でも申し上げましたが、やはり海外、我々にとって初めてのビーチリゾート地ということで非常に楽しみです。予約も沢山日本人の方が好調で入っているので、これからぜひ多くの方に行っていただきたいですね。

取材陣:セブ線の外国人と日本人の比率は

五島社長:ここ(セブ)は7割・8割日本人だと思っています。アウトバウンドのマーケットと思っています。

取材陣:競合他社は里帰り需要などを見ているが「リゾート」で攻めるのか

五島社長:そうですね、ただセブも第二の都市で人口が多いので当然インバウンドもあると思っています。ミックスだと思っています。我々の想定はより日本人の方に行っていただくというのがメインかなと。

取材陣:サービスとしてどういうところを推していきたいか

五島社長:フライトタイムがちょっと長いですよね、5時間越えたりもするので。機内(食)も (2017年)1月から一新して新メニューでやっていきますし、機内でもっと楽しんでワクワクして楽しんでいただくようなサービスをやっていきたいですね。リゾート地に出かけるわけですから、もっとワクワクしてほしいなと思っています。

取材陣:来年2月の函館など新路線が入るが、その次は?

五島社長:いろいろやります。飛行機がまた入ってきますので。

取材陣:17年度は内際(国内線・国際線)でいくとどちらか

五島社長:両方ですね、両方行きます。

取材陣:増便というよりは新しい路線か

五島社長:そうですね、新しい所をやりたいですよね。やはり成田空港は新しいところ(路線)をやればお客さんが来ていただいてますので、札幌もそうですし今度やる函館も予約の入りも非常に良いので。国内線もここ(函館)を期待していますし、当然、我々国際(線)もやりますので、両方と申し上げます。

取材陣:どちらかというと国際線のほうがメインか

五島社長:生産量としては、面積は国際線の方が多いです。

取材陣:それは成田発着か

五島社長:そうですね、あと関西も今少しあるので。

取材陣:関西空港の路線も増やしていく予定か

五島社長:関西も若干、まあ少しですけどね。

取材陣:今年台湾でVエアとトランスアジア航空がなくなり、正月の値段も少し上がっているが、2社の撤退でプラスの作用は

五島社長:そうですね、動向を見ていても供給量が落ちてきたので、うちのお客様の付きがだいぶ上がってきている。そういう意味ではこの1年ぐらいはフルサービスキャリアも供給量を伸ばして安く売ってましたし、LCCもVエアさんが入ってきたりで、ものすごい供給量が増えてましたので、それがある程度需給が引き締まるといいますか、そういうところだと思っています。

五島社長:逆に我々日本の航空会社のLCCだと(台湾線の)シェアがまだまだ低い。なので、ぜひここはチャンスという事で(シェアを)獲っていきたいですね。

取材陣:同じリゾート路線の奄美大島の関東からの人と奄美の人の比率はどのくらいか

五島社長:奄美の方が2割ちょっとくらい、3割いかないくらいですね。なので、大きなマジョリティは東京の方が奄美大島に行くと。もちろん奄美大島にゆかりのある方が帰省するのも含めてですが。

取材陣:奄美大島線は当初冬が苦戦しているという状況だったがこの1年はどんな感じか

五島社長:おかげ様で11月・12月もロードファクター的にも利用率も上がっています。かなり定着しているという印象は持っています。今年は8月に1日2便飛ばした(増便)ので、既に11月の時点で(搭乗者数が)10万人超えてます。なので、1年間でどれくらいでしょうか。かなり行くと思います。

取材陣:羽田の深夜便はやらないのか

五島社長:なかなか他の会社を見ていても苦戦していますよね。もちろん当然我々もリサーチをしていますし、機会はみていきます。今のところはやはり成田ベースで国際線は広げていきたいと思っています。

取材陣:沖縄発着は

五島社長:沖縄、今は台北線だけやっていますよね。まだ一年経っていませんので、非常に夏絶好調でしたので、引き続きやっていきたいですね。

取材陣:台北の「ベース化」というのは今どういう進捗状況か

五島社長:拠点化と言っていますが、乗員の基地(ベース)を作ったりとか、そういうことはしようとしていません。ネットワーク的に便の発着が重なって、しかも飛行機が多少寝たり(駐機)とかはしてますけれど、あくまでクルーとかは全部東京からという事で。

五島社長:今後どのくらいの大きさになったら、じゃあやっぱりコストをどっちが効率的だろうとか、お客様により乗っていただくダイヤというと、やはり台湾のほうにという事になってきますので。どうするのかというのはこれからの課題ではありますけれども、今のところはまだですね。

取材陣:初のリゾートでなぜセブを選んだのか

五島社長:他にもミクロネシアとかやってみたいと思っているんですけれども、色々ちょっと準備がありますので、順番があってというところがあるので今回、セブが先になりました。向こう(ミクロネシア)は色々運航方式がありますので。

五島社長:セブはマーケットとしても本邦会社も他には飛んでいませんし、最近語学留学とか若い人もシニアの方も行っていますので、非常に魅力的なデスティネーションなので。そういう意味では早くやりたいというのがありましたね。

取材陣:もともとA320は4時間くらいしか飛べないのでは

五島社長:香港くらい、4時間半から5時間くらいですね。

取材陣:5時間超えて大丈夫か

五島社長:ここ(セブ線)が一応ブロックタイムで冬で5時間15分。だから結構ギリといえばギリですけれども、何とか飛んでいけます。きょうは※台風の影響がありますが。(※沖縄経由に)

取材陣:天候が悪いとやはり沖縄で一回給油したりとか

五島社長:という事も考えるでしょうし、ダイバードもあるかと思います。

取材陣:逆に沖縄を経由して行けば遠くまで行けるのでは

五島社長:ピーチさんが沖縄からバンコクを発表しましたね。あれも多分、A320でギリギリの距離だと思います。5時間くらいですか、沖縄から。

取材陣:バリューアライアンスの展開はセブではどうなるか

五島社長:楽しみです。セブパシフィックがいますから。フィリピンは島国で一番大きいのがマニラで、次がセブが(航空機の)ハブになってて結構先に飛んでいますから。

五島社長:キレイな海とか色々なデスティネーションがありますので、彼(セブパシフィック)ともぜひ繋いで売れるようにしたいと思っています。彼らもまだ東京はデイリーではありませんし、そういう意味では一緒に協力しながらというところがあると思います。

取材陣:将来的にマニラ線は

五島社長:マニラ、そうですね。ひとつの候補地だとは思います。ただマニラだと、どちらかというとインバウンドの需要でしょうね。ビジネス需要はありますけど、我々みたいな「観光でいく」という需要はそこでもないと思います。

いがモバ五十嵐:現状のセブ線のダイヤだとセブ島で一晩駐機しているが、その余った時間を他の日本路線などに活用する予定はあるか?

五島社長:(セブ線は)日本人の方がメインですので、本当はこちら(成田)を朝出て早い昼に着いて、向こう(セブ)は遅い昼に出てこっち(成田)に夜に着くというのが一番理想のダイヤだと思ってます。色々あって今こういう形になっていますが、今後将来はそういうダイヤも試行していくと思います。

取材陣:セブパシフィックとのコードシェアの可能性は

五島社長:コードシェアはいわゆる普通のコードシェアではなくて、なんらかの商売上一緒に露出して協力してやっていく、そういうことは色々な2社間で話をしながらやっていくことになると思います。

取材陣:まずはタイアップ的な形からか

五島社長:まずはお互いにシステムが裏で繋がって、接続で売りあうという事から始まって、その次ですよね。当然、乗り継ぎのサービスをどう良くするかという問題もありますし、もっとコマーシャルを何か一緒にできないかとか、それはこれから話し合うということで。(機体の)色も似ていますからね。お客さんも見て「あれどっちだったっけ」と(笑)。

2016年は「攻めた」バニラエア・新年も目が離せない

セブ線就航式典の様子

セブ線就航式典の様子

約10分間の囲み取材でしたが、今後のバニラエアの展望が込められた貴重なインタビューとなりました。五島社長、お忙しい中お時間を頂き誠にありがとうございました!

2016年のバニラエアを振り返ると、4月の関西~台北線開設、5月のバリューアライアンスの立ち上げ、9月の沖縄~台北線、以遠権を活用した台北~ホーチミン線の開設、そして今回のセブ線就航と、本当に「攻めた」1年間だったと思います。

日本を感じたホーチミン線!バニラエア以遠権がお得

2016.10.18

LCCの可能性を広げるバニラエアにこれからも目が離せません!2017年もいがモバ五十嵐はバニラエアの取材を続けていきます。今後の記事もお楽しみに!

【公式】バニラエア (Vanilla Air) - 国内 海外 レジャー・リゾート路線のLCC 格安航空券の検索・予約【公式】バニラエア (Vanilla Air)

いがモバ
今回の取材ではバニラエアの五島社長に直接話を聞ける貴重な機会に恵まれました。バニラエアの皆様、誠にありがとうございました。五島社長のインタビューの中には2017年の展望を予感させるいくつかのキーワードがありましたね。来年のバニラエアも「ワクワク」がたくさんありそうです!



この記事はブログ「いがモバ」で掲載されたものを移管したものです。

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