北京近郊にある「居庸関長城」、「八達嶺長城」、「慕田峪長城」と「司馬台長城」四つがあります。居庸関長城、八達嶺長城と慕田峪長城への行き方が簡単だし、個人でもアクセスしやすいので、中国観光の定番となっています。しかし、私はそのような観光地にはあまり興味がなくて、観光地らしくないところがいいので、司馬台長城(シマタイ)に行ってみました。
司馬台長城は、「古北水鎮」と呼ばれる古鎮とセットになっています。古鎮を観光しながら長城の上に登って行きます。
司馬台長城は、明代からそのままの険しい姿と雄大さを残す長城で、勾配が急で、天梯(天へのぼるハシゴ)と呼ばれ有名です。35個望楼があり、最も高い場所にある望京楼(ぼうきょうろう)は、標高986mの場所にあります。
急な斜面に城壁や望楼が建設されており、自信がない人はロープウェイで行くのもいいかもしれないです。
他の長城と比べるとあまり観光化されないので、魅力的だと思いました。行き方が不便でも、せっかく行くならここがいいです!
Doris